ウインドウ期(ウインドウピリオド)とは

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感染していてもウイルスを検出できない期間

ウインドウ期とは、病原となるウイルス(ここではHIV)に感染しても、それを発見・検出することができない期間のことです。感染直後には、体内にHIVの絶対数が少ない為、作られる抗体の数も少なく一定以上になるまで検出する事が出来ません。

ウイルスの発見には、体内に抗体がどのくらいあるのかというのを調べることによって間接的に発見出来る為、その抗体の数が少ないとウイルスがいてもそれを見つけることができないのです。

ウインドウ期間は、HIVをはじめとしてウイルス感染によって以下のような目安があります。

各ウイルス感染とウインドウ期の目安

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)
HIVの場合は、感染後1か月以内にウイルス血症(ウイルスが血液に侵入し全身へと移動する状態)が起こります。さらに、11日程度でNATで検出できるようになり、22日程度で抗体が検出されるようになります。

HBV(B型肝炎ウイルス)
B型肝炎ウイルスの場合は、感染後34日間のウイルス量は個別NATでも検出できないほど少ないです。感染後44日間ほど経過すると、50プールNAT(50人分同時検査)で検出可能な量となります。

ほとんどの場合は臨床的には自然治癒するものの肝臓の中にごくわずかのHBVが残っていて、血液中にもNATでは検出できない程度のごく微量が存在し続ける可能性もあり、こうした状況を「低濃度キャリア」と呼びます。

HCV(C型肝炎ウイルス)
感染後6~8日で個別NAT、さらに2日ほどで50プールNATで検出できるようになり、3.3か月ほどでHCV抗体が検出されるようになります。

個別NATとは

NAT(Nucleic acid Amplification Test)は、和名で「核酸増幅試験」と呼びます。
この試験方法は、検出したい特定のウイルスの遺伝子(核酸)の特定の部分を試験管の中で人工的に複製することで濃度を高くして検出しやすくする方法です。

従来の検査方法では、ウイルスに感染してから交代の検出出来る量が多くなるまで時間がかかりましたが、NATによる検査が可能となったことで、ウインドウ期を短縮することが出来るようになったのです。

こうした検査方法は、20人分の血液を一つの試験管の中に合わせてNATを実施する方法(ミニプールNAT)が行われ、そのグループから陽性反応が出た場合に一人一人を個別にNATの実施するということから個別NATと呼ばれているのです。